Arbutus Biopharma

バイオ医薬品企業である Arbutus Biopharma Corporation は、米国で慢性 B 型肝炎ウイルス (HBV) 感染症に苦しむ患者の治療薬の発見、開発、商品化に取り組んでいます。同社の HBV 製品パイプラインは、進行中の第 Ia/Ib 相臨床試験で肝細胞をターゲットとし、新しい共有結合 GalNAc 送達技術を使用してウイルス複製を阻害し、さまざまな HBV 抗原を減らす独自の皮下送達 RNA 干渉製品候補 AB-729 と、HBV DNA 複製を抑制する経口カプシド阻害剤 AB-836 で構成されています。同社の研究開発プログラムには、HBV RNA を不安定化させて RNA の分解と HBV タンパク質の減少をもたらす経口活性剤である HBV RNA 不安定化剤、患者の HBV 特異的免疫応答を再覚醒させる経口 PD-L1 阻害剤などがあります。コロナウイルス（COVID-19を含む）の治療薬および低分子抗ウイルス薬の開発に取り組んでいます。同社は、Marqibo、Gritstone Oncology、Inc.、Alnylam Pharmaceuticals、Inc.、Acuitas Therapeutics、Inc.、およびAntios Therapeutics、Inc.と戦略的提携、ライセンス供与、研究協力契約を結んでいます。Arbutus Biopharma Corporationはまた、慢性HBV感染患者の治療のための治療薬の組み合わせを評価するために、Vaccitech plcと臨床試験協力契約を結んでいます。同社は以前はTekmira Pharmaceuticals Corporationとして知られていましたが、2015年7月にArbutus Biopharma Corporationに社名を変更しました。Arbutus Biopharma Corporationは、ペンシルベニア州ウォーミンスターに本社を置いています。