Bicycle Therapeutics

臨床段階のバイオ医薬品企業である Bicycle Therapeutics plc は、既存の治療薬が十分に効かない疾患に対する医薬品を開発しています。主力製品候補は、バイシクル毒素複合体 (BTC) の BT1718 で、膜型 1 マトリックスメタロプロテアーゼを発現する腫瘍を標的とした第 I/IIa 相臨床試験中です。同社の腫瘍学製品候補には、EphA2 を標的とした第 I/IIa 相臨床試験中の BTC の BT5528、ネクチン 4 を標的とした前臨床研究中の BT8009、および前臨床段階にある免疫細胞共刺激分子の CD137 もあります。さらに、糖尿病性黄斑浮腫の治療を目的とした第 I 相臨床試験を完了した血漿カリクレイン阻害剤の THR-149 も開発中です。さらに、同社はバイオ医薬品企業や組織と連携して、抗感染、心血管、眼科、呼吸器などの治療分野でプログラムを開発しています。Cancer Research Technology Limited および CRUK と臨床試験およびライセンス契約を締結しています。また、AstraZeneca、Sanofi、Oxurion、および Dementia Discovery Fund と共同研究契約を締結しています。さらに、複数の免疫腫瘍学ターゲットに対する Bicycle ペプチドの発見と開発に関して Genentech と共同研究およびライセンス契約を締結しています。Bicycle Therapeutics plc は 2009 年に設立され、英国ケンブリッジに本社を置いています。