IGM Biosciences

バイオテクノロジー企業であるIGM Biosciences, Inc.は、複数の疾患の治療に用いる免疫グロブリンM（IgM）抗体を開発している。同社の主力製品候補は、再発性または難治性のB細胞性非ホジキンリンパ腫（NHL）の患者を治療するための第1相臨床試験が行われている二重特異性IgM抗体IGM-2323である。同社はまた、固形がんおよびNHLの患者を治療するための第1相臨床試験が行われているIgM抗体IGM-8444、および固形がんおよび血液悪性腫瘍の患者を治療するためにPD-L1発現細胞にインターロイキン-15サイトカインを送達する二重特異性IgM抗体IGM-7354を開発している。同社はIgM抗体の発見と開発に関してAbCelleraと戦略的研究およびライセンス契約を締結しており、SARS-CoV-2ウイルスに対するさまざまな抗体に関してAvantGen Inc.とライセンス契約を締結している。同社は以前は Palingen, Inc. として知られていましたが、2010 年に IGM Biosciences, Inc. に社名を変更しました。IGM Biosciences, Inc. は 1993 年に設立され、カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置いています。